チュートリアルがほしかった。

攻略

まず、パカパカパッションとは。
単に4色のボタンを画面表示通りにパカパカ叩けばイイだけです。
ええ、ソレダケ。
なんだ、簡単じゃない。ねェ。
しかし、ステージクリアの条件が「CPUより上手に演奏する」ことなんです。
ええ、実は対戦型の音ゲーなんです。

ルール説明

(c)1998-2018 D4Enterprise Co.,Ltd.

まず画面端に、チップが16枚積まれたフレームが縦に2つ、表示されます。
そしてそのフレームの上を、白いバーが走っていきます。
バーが色のついたチップの上に乗るタイミングを見計らって、チップの色に対応したボタンを押します。
パカとほかの音ゲーとの明確な違いは、チップは動かない。ほかのゲームはチップが落ちてきますが、パカの場合、落ちてくるのはバーなんです。
落ちてくるチップがバーと重なる位置でタイミングよくボタンを押すのではなく、動くバーがチップの位置に重なった時にタイミングよくボタンを押すんです。なので、ボタンの同時押しっていうのは、ないんですね。
ボタンを押すときですが、あまりにもバーがチップから外れていて明らかにチップのないところでボタンを押してしまったり、そもそも押すボタンを間違えてしまうとmissとなり、自分のキャラクタの足下にチップが積まれてしまいます。
チップがキャラクタの足元に31枚以上積まれ、3カウントされてしまうと、プレイはそこでストップ。ゲームオーバーです。
また、無事に曲の最後までいけたとしても、足下のチップの枚数が相手キャラクタよりも多かった場合もまた、判定負けでゲームオーバーです。
では、足下のチップはどう始末するのか?
それは、ジャストのタイミングでボタンを叩くと、Perfectの表示とともに足下のチップのいくらかを相手キャラクタの足下に送ることが出来るんです。よかったですね。
ということは、当然、相手もPerfectを出すことでチップを送ってくるわけです。相手よりも上手に演奏しなくてはいけないというのは、こういうことだったのです!
判定になった場合ですが、足下に残ったチップと、それまでに相手に送られたチップを足したチップの枚数で勝敗を決めます。
チップが同数の場合は「Perfect率」で勝敗を決めます。
Perfect率は、『Perfectを出した数/全チップ数(単位%)』です。
Perfect率も同じ場合は、CPUの勝ちとなります。対戦プレイならドローです。

要は、CPUよりも多くPerfectを出していればほぼ負けることはないわけです。
しかし、曲のラストのラストでmissをしまくるとPerfect率がどんなに高くともあっさりと負けてしまえる、というのも現実です(苦笑)。

……って、わかりづらいですよね(汗
下記くらいのチュートリアルがあればよかったのになぁと思うのです。

ソロプレイorVSプレイ時

(この画面はスタートボタンでスキップできるようにしておく)
ミルカ「こんにちは、ミルカです」
プリカ『ハロゥ。プリカよ』
ミルカ「では、このゲームのルールを説明します」
プリカ『普通の音ゲーとはちょっと違っているから、よくきいておくことね』
ミルカ「まず、画面の左右をごらんください。
(矢印を表示、タワーを示す)
    このタワーに、4色のチップが表示されます」
プリカ『ほら、これね』
(矢印、チップを示す)
ミルカ「そしてこのタワーの上から下へ、光るバーが流れていきます」
プリカ『このバーよ』
(バーの動きをいったん止め、矢印はバーを示す)
ミルカ「バーが色のついたチップと重なるタイミングを見計らって、
(チップに重なる瞬間、バーの動きをいったん止める)
    チップと同じ色のボタンを叩いてください」
(ミルカ側のボタンのグラフィックを点滅させる)
プリカ『いまね!』
(ボタンのグラフィック点灯(or消灯)、ミルカ側でPerfectの表示を出す。
この先、モード終了までタイミングに合わせてボタンのグラフィックを点灯させる)
プリカ『やったわ、パーフェクトよ!』
ミルカ「それでは、あなたもやってみてください。
まずはお手本をお見せしますので、あとからついてきてくださいね」

プリカ『2P側のあなたは、こっちを見てね』
(ユーザに実際にプレイさせる時間を与える、ここでもタイミングに合わせてボタンのグラフィックを点灯させる)
ミルカ「今度はお手本なしでやってみましょう」
(ユーザに実際にプレイさせる時間を与える、ここでもタイミングに合わせてボタンのグラフィックを点灯させる)
プリカ『どう? 上手くできたかしら?』
ミルカ「そして、ここからが重要です。ここをごらんください」
(矢印、ミルカ側の積まれたチップの山を指す)
ミルカ「押すタイミングがばっちりだと、ここへ積まれていたチップを、
(ミルカ、Perfectを出す、その瞬間にバーの動きを一時停止、矢印はPerfectと積まれたチップを指す)
    Perfectの表示と共に、相手側へ送ることができるんです」
(プリカ側へチップを送る、矢印はチップを飛ばす様子を指す)
プリカ『な、な、なになに?! ちょっとこれ、どういうこと?!』
(プリカ側にチップが積まれる、プリカ慌てる)
ミルカ「こうやってPerfectをどんどん出して、相手を攻撃するんです」
プリカ『やったわね~! 今度はこっちの番よ!!』
(プリカ、Perfectを連発し、ミルカ側へどんどんチップを送る)
ミルカ「きゃあぁ!!」
(ミルカ側にチップが積まれる、ミルカよろめく)
プリカ『でも、少しでもタイミングがずれると、相手側に上手くチップが送れないの』
(プリカ、goodを出す、バー一時停止、矢印goodを指す、
niceを出す、バー一時停止、矢印goodを指す、
矢印はあまりチップが送れない様を指す)
ミルカ「それに、押し間違えたりすると、逆に自分側にチップが飛んできて積み上がっちゃいます」
(ミルカ、missを出す、バー一時停止、矢印missを指す、
矢印はミルカ側にチップが積まれる様子を指す)
プリカ『どんどんチップがたまって、LIMITを越えると……
(ミルカ側カウントダウン開始、矢印はカウントダウンの数字を指す)
    カウントダウンが始まっちゃうわよ』
ミルカ「3カウントが終わってしまう前に、どんどんPerfectを出して自分のチップを減らしていかないと……
(ミルカ、一生懸命チップを減らすもカウントダウン終了、STOPの表示)
    演奏は中断され、ゲームオーバーになっちゃうんです」
(ミルカ、がっくりとひざをつく)
プリカ『曲に合わせてリズムよくボタンを押すのがコツよ。
(プリカ、ノリノリでPerftctを出す)
    がんばって相手より上手に演奏して、ステージクリアをめざしてね』
(プリカ、演奏終了し、勝ちポーズ)
ミルカ「では、本番にいってみましょう!」
(ミルカ立ち上がる)
プリカ『がんばってね』
(プリカとミルカ、ポーズを決める。暗転、練習ステージスタート)

協力プレイ時

(この画面はスタートボタンでスキップできるようにしておく)
ミルカ「こんにちは、ミルカです」
プリカ『ハロゥ。プリカよ』
ミルカ「では、このゲームのルールを説明します」
プリカ『普通の音ゲーとはちょっと違っているから、よくきいておくことね』
ミルカ「まず、画面の左右をごらんください。
(矢印を表示、タワーを示す)
    このタワーに、4色のチップが表示されます」
プリカ『ほら、これね』
(矢印、チップを示す)
ミルカ「そしてこのタワーの上から下へ、光るバーが流れていきます」
プリカ『このバーよ』
(バーの動きをいったん止め、矢印はバーを示す)
ミルカ「バーが色のついたチップと重なるタイミングを見計らって、
(チップに重なる瞬間、バーの動きをいったん止める)
    チップと同じ色のボタンを叩いてください」
(ミルカ側のボタンのグラフィックを点滅させる)
プリカ『いまね!』
(ボタンのグラフィック点灯(or消灯)、ミルカ側でPerfectの表示を出す。
この先、モード終了までタイミングに合わせてボタンのグラフィックを点灯させる)
プリカ『やったわ、パーフェクトよ!』
ミルカ「それでは、あなたもやってみてください。
まずはお手本をお見せしますので、あとからついてきてくださいね」

プリカ『2P側のあなたは、こっちを見てね』
(ユーザに実際にプレイさせる時間を与える、ここでもタイミングに合わせてボタンのグラフィックを点灯させる)
ミルカ「今度はお手本なしでやってみましょう」
(ユーザに実際にプレイさせる時間を与える、ここでもタイミングに合わせてボタンのグラフィックを点灯させる)
プリカ『どう? 上手くできたかしら?』
ミルカ「そして、ここからが重要です。ここをごらんください」
(矢印、中央のゲージを指す)
ミルカ「押すタイミングがばっちりだと、
(ミルカ、Perfectを出す、その瞬間にバーの動きを一時停止、矢印はPerfectとゲージを指す)
    Perfectの表示と共に、このゲージが上がっていくんです」
(ゲージにチップを送る、矢印はゲージが上がっていく様子を指す)
プリカ『ふたりでPerfectを出しあって、両端からどんどん上げていくのよ』
(プリカ側からもPerfectを出し、ゲージを上げる)
ミルカ「どんどんPerfectを出して、ゲージがいっぱいになると……」
(ゲージがいっぱいになる)
プリカ『おめでとう! あとは完奏すれば、ステージクリアよ!』
(コングラチュレーションの表示を出した後、演奏終了、CLEARの表示、ミルカとプリカ、勝ちポーズ)
(再び、ゲージを下げ、演奏再開)
ミルカ「曲が終わってしまうまでにゲージをいっぱいにできないと……
(ミルカとプリカ、一生懸命チップを送るも演奏終了、LOSEの表示)
    残念、ゲームオーバーになっちゃうんです」
(ミルカとプリカ、負けポーズ)
プリカ『曲に合わせてリズムよくボタンを押していくことが大切ね』
(プリカ、オゥノゥ……の負けポーズで)
ミルカ「では、本番にいってみましょう!」
(ミルカ立ち上がる)
プリカ『がんばってね』
(プリカとミルカ、ポーズを決める。暗転、練習ステージスタート)

開発陣の皆様へ

  • ……パカは、お手本があるのとないのとでは全然違うんですね。
    人がついて教えないといけないくらいルール説明がわかりづらいというのは、致命的だと思うのです。
    これぐらいの説明であれば、数分ですみます。
    そして練習曲数を1曲にすれば、平均的なプレイ時間となるでしょう。
    練習曲は、2やSPのようにチップを間引いてローレベルのパートを作るよりも、やはり練習用に1曲書き起こすなり、特定の曲に練習パート的なチップの少ないパート(1のEscapeミルカのような)を作るべきだと思います。
  • 落ちゲーの説明のように、実際はどう操作するのかを、ボタンのグラフィックを出して説明する必要があると思います。
    ボタンを点灯させると同時に、ボタンを押してるような表示になってるともっとわかりやすいかもしれませんね。
  • 現在のデモのようにバーが常に流れ続けていると、肝心の表示をユーザに注視させることができません。
    これはルールの理解不足につながるので、説明の度にバーの流れを一時停止させ、矢印を出すなどしてユーザに注視させるようにし向けることが重要です。

1999-12-21

Posted by にこたま