ラストグラディエーターズ ver9.7

☆☆☆, ゲーム, レビューSS

ハマり指数:73%
僕的には非常にいいゲームと思うのだが、好みが分かれるかと思うのであえてこの点数にしてみた。
前々作『ラストグラディエーターズ』のバージョンアップ版。前作『ネクロノミコン』の体験版も入っていて、少々お得な気分がする1本だね。
しかも一番色の綺麗な「DREAMLANDS」台の3ボール目・マルチボールレディの状態からスタートする。イイとこ取り(笑)。OPムービーも体験版用に作られていてイイ感じだよ。
さて、内容はいたって簡単、ピンボールだ!
まず特筆すべきはそのグラフィックの美しさ。台そのものが非常に美しく彩られていること。これを見たら『綺麗』と言わずにはいられないね。
そして作りの細やかさ。ボールの動きもより本物に近くなるようにとロジックを改良してバージョンアップ版を出すほどの気合いの入れよう。プレイするからにはすべてを遊び尽くすつもりでプレイしないと、制作者に対して失礼に当たると思うな。
プレイヤーに対する細かい配慮も忘れちゃいない。普段は台の版面ばかりを見てしまって目もくれられない電光掲示板部分を画面に表示することで、スコアやラウンドを強く意識させてくれる。画面両サイドから「このホールにボールを入れると点数が入るよ!」といった具合に矢印と英文でユーザに教えてくれるあたりも嬉しいね。
このゲームをより楽しむためにも、説明書を熟読する必要がある。ピンボールはルールを知ってこそのゲームと言えるので、まずは台ひとつひとつのルールを知ることからはじめないと、遊ぶにも遊び切れないゾ。
音楽は洋楽ファンなら知る人ぞ知る『BAD MOON RISING』のカル・スワンとダグ・アルドリッチ(このふたりは元LIONと書いたほうがよくわかるか?)、ジャッキー・レイモス(あれ? イアン・メイヨーだっけ???)の3人が参加している。やはりピンボールにはメタルだね。ヘヴィかつ味のあるサウンドに身を任せながらプレイするのもまた一興だっ(僕だけか?)。
このゲームは台の隅々まで見渡すためにも、大きなテレビ画面でプレイさせることを強くおすすめする。小さなテレビでは台の何処にスイッチがあるのか判別が難しいだろうから。
そうそう。今回もあったぞ、クリスマスと正月用のタイトル画面!(笑) 前作『ネクロノミコン』にはなくてさみしかったもんね。
クリスマスのはおなじみクリスマスリースと『 Merry Christmas ! 』の表示が。正月は意に反して『謹賀新年』の文字がでで~んと表示されるぞ(笑)。
さて欠点といえば、ボールのロジックを改良した副作用で、『ラストグラディエーターズ』に比べるととても速い勢いでボールが落っこちてくること。
初めての人はあまりの玉のスピードに何も出来ないまま玉をロストさせてしまいそうだけれども、どうだろう。

1997-09-12

Posted by にこたま